あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
さて2020年がはじまりました。
まず最初に、
昨年の活動を通じて、サイコロは「誰もが安全に対話ができる社会」を目指したいんだということがわかってきました。
2019年の振り返りもかねて、2020年のスタートにしたいと思っています。
1. 映画の上映会
2. メンタルヘルスケア・ツーリズム in 氷ノ山
3. 企業との連携
4. 個人カウンセリング
5. ワークショップ
【映画の上映会】
昨年はなんといっても、2回の映画上映会です。
6月に「栞」(https://psychoro.org/?p=595)
12月に「デイアンドナイト」(http://bit.ly/2teU0vC)。
この両イベントの肝は、上映後のトークライブにあります。
映画を作った演じた方々と、現実や専門的な立場を交えてお話しする。そうすることで、より深く映画を理解できるとともに、メンタルヘルスケアの考え方や社会の実際に触れていただく機会にできると思っています。
こうして企画したトークライブに、本当に豪華な方々に来ていただけました。「栞」では主演の三浦貴大さん、榊原 有佑監督。
また、「デイアンドナイト」では、プロデューサーとして山田孝之さん、伊藤 主税 (andpictures)さんにお越しいただけました。みなさん、企画の主旨に賛同して来てくださったとのことで、それもほんと嬉しいです。
そして何より、その2つに来てくれてイベントを成功させてくれた、旧友の阿部 進之介 (Shinnosuke Abe)さんには、本当に感謝しています。
プロとして俳優という仕事に向かい合う彼からは、本当に刺激を受けます。案外、心理職と俳優が近いこともわかりました。
今後も何か一緒にしていきたいと思っていますが、まずは今年のお礼をこの場を借りて。ありがとう。
この2つのイベント合わせて約620名の方に参加いただきました。「デイアンドナイト」では日本海新聞、読売新聞などの新聞、またラジオなどにも出させて頂き、メディアでも発信ができました。
関心を持ってもらえる方が少しでも増えたら嬉しいです。
【メンタルヘルスケア・ツーリズム】
若桜町氷ノ山を舞台に、マインドフルネス・セルフコンパッションのプログラムを進めていっております。今年は関西学院大学の有光 興記 教授にもご指導いただき、実際に行うことができました。このプログラムについては、県内外の多くの方から参加したいという声も頂いており、より積極的に進めていきたいと思っております。また企画が具体的になりましたらオープンにしますので、ご参加ください。
【企業との連携】
昨年は新たに契約いただいた企業が数社ありました。
また鳥取東部地域の企業を中心に、精神障害者雇用を考えるネットワークが発足し、そこに発足当初からかかわらせて頂いています。
もちろんサイコロとして経営を考える必要がありますが、こうした地域のネットワークを積極的に応援して行けたらと思っております。来年度も継続して研修や事例検討等の案もあり、地域貢献として頑張ります。
【個人カウンセリング】
個人のカウンセリングについてお問い合わせいただくことが増えてきました。来年の後半には、個別のカウンセリングをオープンに受けられる体制を作る予定です。その他、地域で認知行動療法を提供できる仕掛けを作っていきたいと思っています。
【ワークショップ】
昨年は、立命館大学の横光先生をお招きし、「行動嗜癖」(ギャンブルやゲームなどの行動の依存)に関するワークショップを行いました。また、福山市にて、谷口が認知行動療法についてお話いたしました。
また来年も企画を進めておりますので、もしよければご参加ください。
まだまだ小さな法人でまわっていないところも多々あり、ご迷惑をおかけすることもあったかと思います。
今年は体制を整えつつ、目指す地域社会にむけて邁進していく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
代表理事 谷口敏淳