Psychoro
レポート

サイコロトーク vol.1『僕、アスペルガーなんです』開催報告!

2016年5月31日

先週土曜日、数ヶ月前から企画してきた、サイコロトーク
『僕、アスペルガーなんです。』が無事終了しました!



会場のBook Cafe ホンバコ(http://honbako-tottori.com/)。素敵な案内書いてくれてました!
当日は、Facebookのみで公開したのですが、すぐに定員となり閉め切らせて頂きました。
ただ、その後も「参加したかったー」という嬉しい声も聞こえてきたり。

さて、本番スタート!

 

司会は奈羅尾玲子さん!
山陰では日本海テレビの朝の情報番組『スパイス!』(http://www.nkt-tv.co.jp/spice/)に出演しているタレントさんであり、Psychoroのメンバーでもあります!

その後、代表の谷口から、いわゆる“発達障害”について基本的なお話をしました。
(参考:http://www.gov-online.go.jp/featured/201104/contents/rikai.html)



そして自閉症スペクトラム症については以下の4点。
①イマジネーションの障害 → 空気が読めない
②抽象的な表現がわかりにくい → 何かと不安
③得意と苦手が大きい可能性 → “さぼりじゃないの?”と思われる可能性
④とっても敏感 → どうしても我慢できないことがある

そして次は、こうき君からのお話。自己紹介をかねたこれまでの人生を話してくれました。

 

りりしいですね!
小学校時代にあった環境の変化や、中学生時代のいじめ経験など、赤裸々に語りました。
(その後、それが本当にいじめだったのかはわからないんです、といった振り返りもあり)

そして最後は、司会の奈羅尾さんを中心に、三者でトーク!

   

奈羅尾玲子さんは素人、こうき君は当事者、そして谷口が専門家の立場として話しました。
以前から「人の役にたてたら」ということから登壇を決めたこうき君。

空気は読めないが、教えられたらわかること。
ただ、丁寧に言われなければ、次から逆に何も言えなくなってしまうこと。
そして、自分からアスペルガーだということを表明することには難しさもあること、などが出てきました。

そして参加してくれていたお母さんからも一言。
「どのタイミングでも、診断名をどこまでオープンにするかを専門家と相談してきました」と。



そして経験的に、子どもより大人の方が難しかったとも。

案外、子どもたち同士は、個性として受け入れて行くのかもしれませんね。
診断の持つネガティブな部分がクリアになったお話でした。

こうしたスティグマ(偏見)をなくすためにも、続けて行きたいですよね。

とまぁそんなこんなで時間がすぎるのは早く、あっという間にイベントは終了。



参加してくださった方々との集合写真!

 

亘紀君、頑張りました!
お花まで頂いて、本当に充実した時間になりました!

第2弾、必ず年内に行います!!

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